現在、北海道と本州を結ぶ海底ケーブルは、大手通信業者による比較的短距離の海底ケーブルしかないため、コストが高く回線容量も少ない上、災害にも弱いことが東日本大震災時のケーブル被害によって明らかとなりました。
また、北海道から北米・ヨーロッパ・アジアを直接繋ぐルートも無く、すべて東京経由での接続となっており、大規模データセンターのような数十万台のサーバが発信する情報量を賄うには不十分です。
広大な敷地を持ち、寒冷地であるため空調コストの面でも有利な北海道は、クラウド・データセンターの立地に関する無限の可能性を秘めています。
私たちクラウドネットワークスは、この課題を改善する具体的な施策として、1波100Gbpsで最大で6.4Tbpsまで拡張できる最新のテクノロジーを用いて、北海道と本州を結ぶ、新たな光海底ケーブルシステムのを北陸から石狩に建設することを目指しています。
北海道発展の鍵を握っているのはネットワークの強化であり、このシステムが稼動すれば、北海道はローコストで大規模トラフィックを処理でき、クラウドデータセンターの誘致が可能となります。